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群発頭痛とは
国内での一般的な治療
ボツリヌス治療の効果
群発頭痛とは
男性に多い頭痛で毎日1〜2回、1回あたり1〜2時間続く、片側の激しい頭痛です。頭痛を繰り返すことが約1〜3カ月(群発期)続きます。これを反復性群発頭痛と診断します。中には終息することなく1年中続くタイプ(慢性群発頭痛)もあり、欧米人では群発頭痛のうち20%強の頻度ですが、日本人ではせいぜい3%くらいです。
なお頭痛発作中は同側で流涙、結膜充血、鼻汁分泌などの症状を伴いやすくなります。そのほか身体特徴として、平均身長が高めである、血圧が低めである、知能が概して高い、ねちっこい性格ではない、などといった傾向があります。80%が男性ですが、最近では女性例がやや増加傾向です。
 
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国内での一般的な治療
一般的な治療では、発作時にイミグランの点鼻薬や自己注射、あるいは純酸素の吸入をします。頭痛頻度を減らす目的で、ベラパミル(ワソラン)、ステロイド剤などを服用します。しかしこれらの治療のタイミングが合わなかったり、効果が不十分であった場合だけでなく、群発期が始まったらすぐにボツリヌス治療をすることをお勧めします。
 
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ボツリヌス治療の効果
1990年代のはじめに、アメリカで女優さんのしわ伸ばしの治療で顔面や頭皮にボツリヌス製剤を注射投与をしたところ、その女優さんが以前よりもっていた片頭痛もよくなったという偶然のきっかけで頭痛に対する作用がみつかりました。
このことからもともとは血管性頭痛として共通性がある群発頭痛に対しても多くの医療機関で当たり前のように投与されています。
片頭痛では、徐々に効果が現れてくることが多いのに対し、群発頭痛では効果の立ち上がりが早く、約1週間前後で頭痛が大幅に軽減します。群発期の初期に治療を実施すると約80%の有効率です。有効であった患者さんの大部分は群発期が終了するのが早まります。
群発期を終了したら、また1〜数年先の群発期が現れるまではなにもする必要はありません。
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